student voice
花柳楽彩先生のお稽古を一言で例えるなら、まるで「日舞解体新書」のようだと思います。日舞の基礎を、初心者にも驚くほど分かりやすく教えてくださるからです。個人の癖を捉えて、あらゆる角度から丁寧に説明してくださいます。私の場合は、仕事漬けでカチコチに固まってしまった頭に、身体の使い方を理論的に説明してくださいますので、「見て真似て踊る」ことができない入門者でしたが、なんとか挑戦できているのだと感じます。
仕事で日本の伝統文化に携わるきっかけがあり、美しい所作を身に付けたいと門戸を叩きました。無謀なチャレンジだと思ったので月2回から始めましたが、ある瞬間にふと腑に落ちる瞬間があり、「もっと身体に染み込ませたい」と感じて月4回で通うようになりました。
身体に染みつくのが早い若い世代とは異なり、物覚えが悪く、前回習ったことも忘れている始末ですが、明るく笑い飛ばしながら根気よく教えてくださるので、落ち込まずに通い続けることができています。楽彩先生が日舞を愛し、日本の伝統芸能を広く伝えたいというお気持ちを感じます。
「言うは易し」なSNS時代。批評家が増える中で、芸を継ぐものだからこその金言や、独創的な視点からのお話を伺うたびに、目から鱗が落ちるような驚きです。お稽古終わりは、たとえ上手にできなかった時でも新鮮な気持ちで、充実感とやる気に満たされて、帰路に着いています。まだまだ亀の歩みですが、自分の可能性を信じて、マイペースに学びを継続できたらと思っています。 S.N
日本の伝統芸能である歌舞伎や落語、講談に興味を持ちはじめた時に、演じられている方の指先まで美しい所作に心を惹かれてことに気づきました。自分も少しでもその美しい立ち振る舞いを身につけたいと思い、日舞を始めてみることにしました。
踊りはまったくの初心者ですが、先生の情熱的で、表現することの楽しさを感じられるお稽古が毎週楽しみでなりません。大人になってからの日舞は難しいかなという思いもありましたが、個人の経験や身体の特徴にまで合わせた丁寧なご指導をしていただけるので安心です。
今では観劇がより楽しくなったのはもちろん、心の中を身体でシンプルに表現する日舞を通して、普段の生活でも相手を思いやる気持ちどう表そうかなと意識するようになりました。今後もそんな自分の変化を楽しんでいきたいです。 A.M
日舞を始めたのは歌舞伎観劇がきっかけです。お芝居や舞踊の中で歌舞伎役者が見せる所作の美しさに魅かれ、観劇を重ねるうちに自分も体現したいという気持ちになりました。そして偶然、楽彩先生のお稽古場を見学する機会を得ました。お弟子さんを前に舞われる先生を拝見し、思わずその目線、手の動きに釘付けになり、その美しい振る舞いに心を奪われました。その場で入会を決めさせて頂きました。
歳を重ねてから始めた習い事ですので、なかなか思うように体を動ごかせません。日本人が昔から日々の生活の中で美しいと感じていた所作がなぜできないのか、とあせる私を先生は根気強くご指導下さいます。何度も手本を示し、体の使い方の違いをわかりやすく解説し、とても丁寧に教えて下さいます。
先生のお稽古場は若いお弟子さんが多く活気があります。先生と仲間の皆さんと共に、伝統芸能を通して「日本の美」を伝承するお手伝いができれば幸せだと思っております。 JKS
日本舞踊というと、どうしても敷居は高いし先生も厳しいというイメージがありますが、楽彩先生は中学高校や大学でも日本舞踊のご指導をされていて、とても明るく気さくな方です。お稽古の時にはいつも笑いが絶えません。お稽古では美しいお辞儀の仕方から踊りの所作や表現の中に込められた日本文化や心情まで学ぶことができます。また、踊りの所作だけでなく着物の着方に関しても、その人に合わせて細やかな指導をしてくださいます。お稽古の曜日や時間も相談の上で調整してくださいますので、働きながらでも無理なくお稽古をしていただいています。
楽彩先生の踊りは凛としていて、しかも女性ならではの柔らかさがあり、自分もそのような素敵な先生の踊りみたいに踊れたらなと目標にしながらお稽古しています。 花柳 楽あやめ
「着物を着た時に美しく見える所作を身につけたい」という動機で始めた日本舞踊。今では数少ない運動機会&人生を楽しくしてくれるとても大切なものになっています。
伝統芸能とは縁がなく、どの先生に、どの稽古場で習えばいいのか分からず、とりあえず気軽に始められるかなと思った読売カルチャー恵比寿の日本舞踊講座に受講申込みし、そこで花柳 楽彩先生に出逢いました。
伝統芸能=ご高齢の先生という知識のなさゆえの勝手なイメージがあったため、先生がお若い事に最初は驚きましたが、とても丁寧で熱心な指導に信頼し教室に通って数年、気が付けば目標が当初の「美しい所作を身につける」から「楽彩先生のように表現し踊れるようになりたい」に変わっていました。
楽彩先生は、生徒一人ひとりの性格や体つき、理解の仕方にあわせた指導をしてくださいます。私は体で覚えるということができず、頭で理解しないと体が動かないという状態で身につけることに人一倍時間がかかるのですが、楽彩先生は理解の遅い私に呆れることなく、根気強く、どうしたら私が理解し踊りとして表現できるようになるのかを考えながら指導してくださっていると常に感じています。
楽彩先生に出会えたことは、私の人生の中でとてもラッキーなことです。また生徒の皆さまが素敵な方ばかりで、それも先生のお人柄に惹かれてだと思います。
楽彩先生、これからも末永くよろしくお願いいたします! 花柳 彩咲穂